「メキシコペソってどうなの?」
「メキシコペソで取引するか悩んでいます」
「メキシコペソの今後の予想が知りたい」
メキシコペソ(MXNJPY)でトレードする方が増えていますが、予想するのが難しいと悩んでいる方は多くいます。
買い売りで迷ってしまいますよね。
そこで本記事では、2024年7月・8月のメキシコペソ(MXNJPY)の先出し相場予想・FXチャート分析を解説します。
メキシコペソは、為替レートが9円前後で少額資金から始められるとあって、日本人FXトレーダーの人気も急上昇中。
買いスワップで利益を狙えるのも魅力ですよね。
様々な角度からテクニカル分析を行い、スワップがプラスの「買い」でエントリーできるかを完全予想します。
他サイトにはないレベルで詳しくチャート分析&先出し予想しているので、メキシコペソで取引したい方はぜひ参考にしてください!
メキシコペソのFX相場予想【2024年7月・8月】
まず、メキシコペソ(MXNJPY)先出し予想の結論からお伝えします。
2024年7月・8月のメキシコペソ相場予想は、以下の通りです。
- 調整を挟みながら上昇トレンド継続と予想
- 024年7月は9円をめぐって揉み合う可能性あり
- 2024年7月の第一目標は9円を確実に上抜けすること
- 2024年7月に9円を確実に突破すれば9.5円を目指す可能性が高い
- 2024年8月に9.5円を越えれば10円の大台を目指すことも想定
- 2024年7月の下限ラインは8.5円
- ドル円など円絡みの他通貨ペアの動向にも注目
最初に、メキシコペソの環境認識からしておきましょう!
メキシコペソは、2024年5月下旬から6月上旬にかけて急落しました。
9.5円直前まで上昇しながら、数日の間に8.5円付近まで、約100pipsもの下落です。「メキシコペソの上昇トレンドは終わりなの?」と不安に感じた方もいることでしょう。
しかし、2024年6月上旬の下落は、一時的に買いポジション勢の利益確定(=売り決済)が入っただけと考えられます。
日足チャートで見ると、メキシコペソの全体像がつかみにくいかもしれないので、月足チャートで分析してみましょう。
上図は、メキシコペソの月足チャートにボリンジャーバンドを加えたチャートです。
基本的に、ボリンジャーバンドは以下のような見方をします。
- ミドルバンドより上なら買い有利・下なら売り有利
- +1σより上なら強い上昇トレンド・-1σより下なら強い下落トレンド
- ミドルバンドに傾きがあればトレンド発生中
2024年7月現在のメキシコペソ月足チャートは、依然としてボリンジャーバンドのミドルバンドの上。
かつ、ミドルバンドは右肩上がりのままです。
2024年6月に、長い下ヒゲを付けてミドルバンドで反発して再上昇に転じていますね。メキシコペソの上昇トレンドは継続していると見てよいでしょう。
ただし、ボリンジャーバンドの「ミドルバンド〜+1σ」の間で推移しているため、+1σを明確に突破できるかがポイントになりそうです。
ちょうど9円あたりが抵抗線・支持線になっているので、当面はレンジ相場で揉み合うことも想定しておきましょう。
また、メキシコペソを予想・分析するうえでは、ドル円の動きも要注意です。
メキシコペソ円(MXNJPY)は、円絡みの「クロス円通貨ペア」のため、ドル円の値動きに引っ張られやすい傾向にあります。
- ドル円が円安(上昇)になるとメキシコペソも上昇しやすい
- ドル円が円高(下落)になるとキシコペソも下落しやすい
現在のFX相場では、歴史的な円安が進行中です。2024年4月29日と5月2日に日銀の為替介入が入り、一時的に円高方向へ動きました。
2024年7月以降も円安が続くと、3回目の為替介入が入る可能性も十分にあるでしょう。
メキシコペソの取引においても、為替介入による一時的な円高(急落)も想定しておくことが大事。
そうすれば、いざ急落しても慌てずに済むかと思います。
メキシコペソ先出し予想・FXチャート分析
では、メキシコペソの先出し予想をさらに詳しく見ていきましょう!
以下5つのポイントで、メキシコペソの先出し予想・FXチャート分析を解説します。
- トレンドラインによるメキシコペソ先出し予想
- 移動平均線によるメキシコペソ先出し予想
- ボリンジャーバンドによるメキシコペソ先出し予想
- RSIによるメキシコペソ先出し予想
- テクニカル全般によるメキシコペソ先出し予想
1つ1つ解説していきます。ぜひ参考にしてください!
①トレンドラインによるメキシコペソ先出し予想
上図は、メキシコペソの日足チャートにトレンドラインを引いたものです。
2023年以降、メキシコペソは上昇トレンドを形成。2024年6月にトレンドラインを割り込んだものの、再びトレンドラインを越える可能性が高いと予想します。
その根拠は、日足よりさらに長期で見た場合に、強い上昇トレンドを継続しているためです。下図で、メキシコペソの月足チャートをご覧ください。
月足チャート分析では、メキシコペソのロウソク足はまだトレンドラインより上に位置しています。上昇トレンドは継続していく可能性が高いでしょう。
ただし、2024年7月はすんなり上昇とは行かず、9円前後でレンジ相場になることも予想されます。
ちょうど9円にレジサポライン(抵抗線・支持線)があるため、揉み合いが発生しやすい状況です。
一時的には抵抗線となって、8.6円〜8.7円付近まで下落する可能性もあります。逆に、そこまで押し戻されれば、よい押し目となり、買いエントリーのチャンスです。
もし2024年7月にすんなり9円を突破すれば、9.1円付近から買いエントリーするのも一手。次の目標レートである9.5円まで、一気に上昇が進む可能性もあるでしょう。
②移動平均線によるメキシコペソ先出し予想
続いて、移動平均線によるメキシコペソ先出し予想も解説します。
メキシコペソの週足チャートを見ると、2022年にゴールデンクロスした後は、綺麗なパーフェクトオーダー・上昇トレンドを形成中です。
メキシコペソを大きな流れで見れば、上昇トレンドと見てよいでしょう。
メキシコペソでスイングトレードをする場合、2024年7月はちょうど買いエントリーのチャンスと考えられます。
上図はメキシコペソの4時間足チャートですが、移動平均線75EMA・200EMAがゴールデンクロス。今後の上昇を示唆しています。
移動平均線で言えば中期・長期のゴールデンクロスなので、信頼性・精度も高め。うまくハマれば、今後数ヶ月の長期間に渡っての上昇も期待できるでしょう。
メキシコペソの4時間足チャートをさらに分析すると、中期・長期の移動平均線にタッチした後、長い下ヒゲを付けていることが分かります。
やはり、中期・長期の移動平均線は、多くのFXトレーダーに意識されていると言えそうです。
メキシコペソの4時間チャートは、下ヒゲ反発から上昇に転じ始めているので、移動平均線で見ると、今が買いエントリーのタイミングと見てよいでしょう。
③ボリンジャーバンドによるメキシコペソ先出し予想
次に、ボリンジャーバンド分析によるメキシコペソの先出し予想を解説します。
上図は、メキシコペソの日足チャート+ボリンジャーバンドを元にした値動き予想です。
メキシコペソのロウソク足がちょうど+1σ前後に位置しているので、予想される動きは以下の2パターン。
- このまま+1σ上でバンドウォークして上昇が続く
- 1度ミドルバンド~-1σまで戻した後に再上昇する
先出し予想では、上記①になる可能性が高いと見ています。
週足をはじめ、基本的にメキシコペソは上昇トレンド中。さらに、円安相場の後押しもあるためです。
メキシコペソが下落する要素・根拠は乏しいので、+1σか+2σをバンドウォークして上昇する可能性が高いでしょう。
ただし、パターン②になることも想定したうえで、最初は取引ロット数を抑え気味にしながら、上昇のたびに買い増しする方法をおすすめします。
ナンピンとは真逆の、いわゆる「トレーリング手法」ですね。
メキシコペソのレートが9.1円を明確に越えれば、9.5円まで走ることも考えられます。そうなれば、買い増しが効果を発揮していくでしょう。
④RSIによるメキシコペソ先出し予想
FXの代表的なインジケーターの1つ、RSIを使った分析・先出し予想も解説します。
上図は、メキシコペソの週足チャートですが、RSIの数値40あたりから反転して上昇中です。
一般的に、RSIは30〜40が下限、60〜70が上限と言われていますが、上昇トレンド中には70を大きく越えることもあります。
週足チャートのRSIを見る限り、メキシコペソにはまだまだ上昇の余地が残っていると見てよいでしょう。
今後数週間は上昇を期待できる状況であり、2024年7月・8月は買い有利になると予想できます。
メキシコペソの日足チャートも見ておきましょう。
RSIの下限である30付近まで下落後に、再び上昇に転じています。2024年7月12日時点で、RSI値は53付近なので、まだまだ上昇の可能性があるでしょう。
2024年8月には、RSI70を突破して強い上昇トレンドとなる可能性もあります。
⑤テクニカル全般によるメキシコペソ先出し予想
では、分析ツール「TradingView」を使った、テクニカル全般の予想・分析も見ておきましょう!
上図は、各時間足におけるTradingViewのテクニカル分析です。
FXの代表的なインジケーター25種類を分析して、買い・売り・中立のいずれかを分析・予想する指標だとお考えください。
メキシコペソのテクニカル分析をまとめると、以下の通りです。
- 月足・週足・日足分析は買い
- 4時間足分析は中立
長期的に見ると、メキシコペソは買い優勢の状況。ただし、4時間足は中立となっているので、当面は揉み合う可能性もあります。
テクニカル分析的に見ると、メキシコペソはかなり買い有利であることをご実感頂けたのではないでしょうか。
TradingViewは、無料で使える分析ツールです。国内FXで取引する際に活用すれば、メキシコペソの分析もやりやすくなるでしょう。
メキシコペソはスワップ狙いもおすすめ
最後に、メキシコペソのトレード手法・戦略について少し触れておきます。
メキシコペソは、買いポジションの長期保有による「スワップ利益」を狙うのがおすすめです。
今回の先出し予想・分析で解説した通り、メキシコペソは買い有利の相場。そして、多くの国内FX業者では、買いスワップがプラスになっています。
以下で、メキシコペソの買いスワップの一例を見ておきましょう。
- GMOクリック証券:買いスワップ280円
- 外為どっとコム:買いスワップ96円
- LION FX(ヒロセ通商):買いスワップ96円
上記は、10万通貨ごとの1日あたりのスワップポイントです(2024年7月11日時点)。
メキシコペソのレートを9円・レバレッジ25倍とすると、10万通貨の必要証拠金は36,000円。
11万円あれば、30万通貨(30ロット、いわゆる「30枚」)を保有できます。
例えば、GMOクリック証券を使って、メキシコペソを30万通貨(30ロット)、買いポジションで長期保有したとしましょう。
メキシコペソのスワップ利益は、以下のような感じになります。
- 1ヶ月保有:280円×30日×3=25,200円のスワップ利益
- 3ヶ月保有:280円×90日×3=75,600円のスワップ利益
- 1年間保有:280円×365日×3=306,600円のスワップ利益
スワップポイントは日々変動しますが、メキシコペソであれば、かなりのスワップ利益を期待できるでしょう。
さらに、今回の先出し予想通りにメキシコペソのレートが上昇すれば、トレード自体での利益も上乗せされます。
もちろん、「長期スイングトレード+短期スキャルピング」や「毎日少しずつ買い増しする」のように、様々な手法を組み合わせるのも1つの方法です。
いずれにしても、メキシコペソは買い目線で、スワップポイントも狙っていくのが効率的と言えるでしょう。
GMOクリック証券
- 知名度・信頼性が圧倒的に高い
- 買いスワップがかなり高い(メキシコペソのスワップポイント増量中)
- スプレッドは0.2pipsで狭い、安定感がある(国内FXでNO1レベルにお得)
- 国内FXのわりには、キャッシュバックなどキャンペーン多め
スマホ画面にしろパソコン画面にしろチャートが他のところと比較して見やすく、手数料も安いため初心者でも扱いやすいです。
またトラブルが発生したときなどは、電話対応で丁寧に教えてくださいます。HPも軽いのでサクサク視聴できます。
証券会社選びで迷った場合は、GMOクリック証券を選らんでおけば良いでしょう。
外為どっとコム
- メキシコペソの買いスワップも100円弱で高め
- スプレッドは0.2pipsで狭い、安定感がある
- メキシコペソ以外のFXトレードをやりやすい(お天気シグナル・みらい予測チャートなど)
外為どっとコムでは、情報量と勉強コンテンツが豊富で初心者の方でも学びやすくなっています。
為替に大きな影響を与える要人発言や、経済指標の発表に関する速報もいち早く確認できるため、トレードの見通しやチャンスを掴みやすくなります。
LION FX(ヒロセ通商)
- FX中上級者に人気が高い
- メキシコペソの買いスワップも100円弱で高め
- スプレッドは0.2pipsで狭い、安定感がある
- 取引コストが安い
- キャンペーンの恩恵を受けながら楽しんでトレードしたい人
LION FX(ヒロセ通商)という証券会社を始めて聞いたという方もいらっしゃるかもしれません。
LION FX(ヒロセ通商)ではFX業界では非常に珍しい、食品がもらるキャンペーンがあります。
取引量に応じたキャッシュバックキャンペーンだけでなく、豪華グルメがもらえるキャンペーンも毎月開催していますので、食費を浮かすこともできます。
他にはない面白いキャンペーンもありますのでぜひ試してみてください。
メキシコペソ分析・先出し予想まとめ
以上、5つのポイントから、メキシコペソの2024年7月・8月のチャート分析・先出し予想をしてきました。
結論、いずれの分析で見ても、メキシコペソは上昇傾向となっているため、買い有利という予想です!
ただし、4時間足などで短期的に見れば、9円前後で揉み合う可能性は十分にあります。
明確に9円を上抜けたタイミングか、1度戻したタイミングを狙って買いエントリーを仕掛けるのも1つの方法と言えるでしょう。
2024年7月・8月のメキシコペソの先出し予想・シナリオとしては、上画像の3パターンです。
- 予想①あっさり9円を突破して再び9.5円を目指す
- 予想②7月は9円付近でレンジ相場となり8月に大きく上昇する
- 予想③1度戻して押し目を作った後に9.5円を目指す
最も可能性が高いのは予想②。
メキシコペソでは、9円が節目として意識されているので、少し揉み合うのではと見ています。
その後、長期上昇トレンドの後押しを受けて、9.5円を目指して上昇するパターンになるのではないでしょうか。
仮に予想③になったとしても、下落幅としては50pips程度です。買いポジションの長期保有であればスワップ利益も得られるので、損失は限定的かと思います。
2024年7月・8月のメキシコペソは、買いエントリーを基本戦略とするのがよいでしょう。